
この記事を読んでいるあなたは、このように考えているのではないでしょうか。
現在は多くの本が出版されているため、どの本を選べばよいか迷うのも仕方のないことです。
そこで、この記事では
- webライター初心者の本選びのポイント
- webライターのスキルや報酬アップにつながるおすすめ本(カテゴリー別)
- 本で勉強することのメリット
についてお伝えします。
私自身、これまで様々な本を読んだおかげで、webライターとしてのスキルを高めることができました。
この記事を読むことで、現在のあなたの状況に合った本を見つけられます。
これからwebライターとしてスキルUPしたいと考えている方に役立つ情報をまとめていますので、ぜひ最後まで読んでください。
目次
webライター初心者が読むべき本選びのポイント

webライター初心者の方が本を選ぶ上で意識すべきポイントは
- 勉強したいスキルを明確にする
- 迷ったら文章の書き方とwebライティングスキルを学べる本を選ぶ
- SEOに関する本は、発売された年を確認する
- 読みやすくて理解しやすい本を選ぶ
この4つです。
それぞれの内容を、1つずつ説明していきます。
勉強したいスキルを明確にする
本を探す前に、何のスキルを身につけたいのかを明確にすることで、現在のあなたに合った本を選べます。
webライターに求められるスキルは、
- 文章作成能力
- ブログやサイトに記事を投稿するためのスキル
- SEOに関するスキル
- コピーライティングのスキル
などです。
学ぶべきことは多いですが、複数のスキルを一気に身につけるのは難しいです。
ですので、学びたいことを明確にしてから、本を選ぶようにしましょう。
迷ったら文章の書き方とwebライティングスキルを学べる本を選ぶ
学びたいスキルを明確することは大切ですが、

どうやって決めればよいか分からない
という場合もあるでしょう。
そのような場合は、文章の書き方とwebライティングのスキルを学べる本を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、この2つのスキルはwebライターにとって基本的なものだからです。
基本的なことを身につけないまま難しいスキルを学んでも、身につきません。
このことは、基本問題は解けないのに応用問題ばかり取り組んでも、なかなか成績が上がらないのと同じ仕組みです。
そのため、まずは基本的なスキルを学べる本を選ぶようにしましょう。
SEOに関する本は、発売された年を確認する
SEOに関するスキルは、他のスキルと比べると、古い情報があまり役に立たないという側面があります。
例えば、2015年ごろであれば、キーワードに合わせて2000字程度の記事を書けば、内容が少し薄っぺらくても上位表示を狙えました。
ですが、現在は2000字程度の薄っぺらい情報をまとめても、上位表示させるのはほぼ不可能です。
数年前から
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trustworthiness(信頼性)
を満たした記事を書くことが、SEO対策において重要だと言われてきました。
最近では、2022年12月15日にGoogleが検索品質評価ガイドラインを更新し、これらの項目に加えて
- E:Experience(経験)
もコンテンツの評価基準となりました。
ですので、現在は
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trustworthiness(信頼性)
を満たした記事を書くことが重要視されます。
このように、SEOの情報は年々更新されており、以前通用したことが現在は役に立たないということも起こります。

本を買ったものの、現在ではあまり活用できない情報ばかりのっていた
といったことにならないように、SEOに関する本を買う場合は、発売された年を確認しましょう。
読みやすくて理解しやすい本を選ぶ
読みやすくて理解しやすい本を選ぶことも、本選びの重要ポイントの1つです。
どのようなスキルに関する本であれ、あなたにとって「分かりやすい」と感じる本もあれば「難しい」と感じる本もあるでしょう。
また、活字が多い本を読むことに抵抗がない方もいれば、イラストや図があった方が理解しやすいという方もいます。
あなたにとって理解しやすいのかを判断するための方法は、実際に手に取って確認することです。
可能であれば、実際に書店に足を運んで、
- 内容が頭に入ってくるかどうか
- あなたが学びたいことが書かれているか
ということを確認してから購入することをおすすめします。
webライターのスキルや報酬アップに役立つおすすめ勉強本

先ほども伝えた通り、勉強したいスキルに合った本を選ぶことが大切です。
とはいえ、1つのカテゴリーから様々な本が発売されているため、どの本を選べばよいか迷ってしまうという方もいるでしょう。
この章では、
- 文章の書き方をイチから学べる本
- 読みやすい文章を書くコツを学べる本
- webライティングを基礎から学べる本
- 基本的なSEOの理解に役立つ本
- 記事のタイトル作成に役立つ本
- ブログで収益を上げる方法を学べる本
- コピーライティングについて学べる本
- 中級者レベル以上のwebライターになるための本
上記のカテゴリーの中で特におすすめの本を厳選し、
- 本の内容(学べるスキル)
- 口コミ情報
- どのような人におすすめなのか
について紹介します。
文章の書き方をイチから学べる本
●新しい文章力の教室
この本は、文章の書き方の土台について学べる本であり、
- そもそも、なぜ文章を書けないのか
- 書くためには、どのような準備が必要なのか
といったことから解説しています。
webライターとして記事を書く時も、書く前の準備が大切です。
そのため、文章を書くための準備は、記事を作成する時にも活用できます。
そのうえで、
- 文章を読み返して修正する時に意識すべきこと
- 分かりやすい文章を書くためのポイント
- 読者に読んでもらうために工夫できること
についても解説しています。
- 文章の書き方の基本的な部分や、良い文章の共通点を分かりやすく解説されている。
- 自分の文章の改善点に気づけて、勉強になった。
- これから文章の書き方を学びたい人や文章を書くのが苦手な方はぜひ読んでもらいたい。
- そもそも、何を書けばよいのか分からない
- 言いたことがをうまく伝えられない
- 自分が書いた文章を、どのように修正すれば良いのか分からない
といった方におすすめの本です。
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読みやすい文章を書くコツを学べる本
●言葉ダイエット
この本は、長い文章を短くシンプルにまとめるための方法が書かれています。
あなたもこれまでに、長くてダラダラして何が言いたいのか分からない文章を書いてしまったことがあるでしょう。
また、そのような文章を読んで、チンプンカンプンだと感じた経験もあると思います。
この本では、
- なぜ文章が長くなるのか
- 短くまとめるために意識すべきことや具体的な方法
について、詳しく解説されています。
実例を用いて修正ポイントを解説されており、とても分かりやすいです。
また、実際に短くすることに挑戦するページもあり、実践を通して学べます。
記事を書く時だけでなく、メールや企画書を書く時にも活用できます。
- 1文が長くなってしまう原因や改善点が分かり、スッキリした文章を書けるようになった。
- 具体例が豊富だったおかげでとても分かりやすかった。
- わざわざ長い文章を書く必要がないことを認識するきっかけになった。
- ついつい言いたいことを盛り込みすぎて、文章が長くなってしまう
- 「あなたの文章は長くて読みづらい」と言われたことがある
- 文章を短くシンプルに書けるようになりたい
という方に、ぜひ読んでもらいたい本です。
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webライティングを基礎から学べる本
●デジタル時代の実践スキル Webライティング
この本は、単なる文章の書き方ではなく、webライティングにおいて必要なことを学べるものです。
webライターとして記事を書く時は、ただ文章を書くのではなく
- リード文→本文→まとめの流れで書く
- 見出し(構成)を整える
- 読みやすくするために改行を行う
- 語尾のリズムを意識する
- seoを意識する
といったことが求められます。
この本を読むことで、web上の記事を書く上で押さえておくべきポイントを理解できます。
ちなみに、ブログやサイトを運営している多くの方が、記事を書く上で頭を悩ませている内容をご存じでしょうか。
それは、途中で離脱されないための方法です。
読者が離脱せずに最後まで記事を読んで検索行動を終えると、googleからの評価が高まります。
そのため、多くのサイト運営者が、最後まで読んでもらう方法に関して日々頭をひねって考えています。
この本では、途中で離脱されないために必要なことも解説されており、webライターの方にとって必見の内容です。
- webライティングの本質的な部分だけでなく、すぐにマネできる具体的なテクニックがたくさん掲載されていてよかった。
- webライティングの入門書としてピッタリな本で、何度も読み返したいと思った。
- 文字単価を上げたいと思っているライターにとって必読書である。
- webライティングについて基本的なことから学びたい
- 読者に読んでもらうための記事作成のポイントを知りたい
- webライターとして活動を始めたものの、自分のスキルに不安を感じている
という方に手に取ってもらいたい本です。
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基本的なSEOの理解に役立つ本
●世界一やさしい ブログSEOの教科書 1年生
最初にこの本を読んだ時、目からうろこが落ちまくりました。
SEOに関する基本的なことから分かりやすく学べる本です。
SEO関連の本を書店で探してみても、初心者向けの本は少ないです。
もしかすると、SEO関連の本を読んでみたものの「内容が難しくて分かりづらい」と感じた経験があるのではないでしょうか。
ですが、この本は「世界一やさしい」というタイトルにウソ偽りはないと自信をもっておすすめできます。
- 検索順位はどのような基準で決まるのか
- SEOに強い記事テーマ
- 上位表示しやすい記事の書き方
など、SEOにおいて重要なことを1つずつ順番に解説されています。
- 少し簡単すぎるような気がしたものの、初心者の方にとってはとても役に立つ本である。
- アクセスを伸ばすための方法が具体的に示されており、自身のブログの改善点が10個以上見つかった。
- 裏技の内容ではなく、SEOの王道のノウハウについて説明されていた。
- SEOに関する本を読んだことがなく、基本的なことから知りたい
- 邪道なテクニックではなく、本質的な内容をきちんと学びたい
- アクセスを集めて上位表示につながる方法を知りたい
このように、これからSEOについてきちんと勉強してみたい方にピッタリな本です。
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記事のタイトル作成に役立つ本
●キャッチコピー力の基本
この本は、読者の目を惹くキャッチコピーの作り方を身につけるためのものです。
キャッチコピーは、web上の記事のタイトル作成に関わります。
読者はタイトルを見て、記事を読もうかどうかを決めます。
ということは、タイトルが魅力的でなければ、そもそも記事を読んでもらえません。
それぐらい、タイトル作成はwebライティングにおいて重要です。
この本では、読者の目を惹く表現を作るためのテクニックが数多く紹介されています。
また、普通レベルのキャッチコピーと見本となるキャッチコピーが紹介されているため、比較しながらポイントをつかめます。
2010年に発売されたものですが、現在も役立つノウハウが多いです。
- ブログ記事だけでなく、SNSで注目されるためのタイトルづくりにも役に立ちそう。
- 少し古い本だが、本で紹介されているキャッチコピーに新鮮さを感じる。
- タイトルの作成に困ったときに、辞書的に活用している。
- 記事のタイトル作成で行き詰まることが多い
- 魅力的なタイトルを作成できるようになりたい
- 魅力的なタイトルと、そうでないタイトルとの違いが知りたい
という方は、ぜひ手に取って読んでみてください。
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ブログで収益を上げる方法を学べる本
●文章で金持ちになる教科書
この本では、少ないアクセスでも収益を伸ばすためのステップが具体的に解説されています。
発売されたのは2022年11月であるため、2023年1月時点では、まだ見たことがないという方も多いでしょう。
少ないアクセスでも収益を伸ばすためには
- ゴールを決める(稼ぐための方法)
- ターゲットを決める
- ジャンルを決める
- キーワードを決める
- 記事を書く順番を決める
など、戦略を立てることがとても重要であり、そのための方法が詳しく解説されています。
(戦略を立てずにやみくもに記事を書いても、ブログで収益を上げることはできません。)
戦略の立て方だけでなく、
- 月1万円を稼いで、ゆくゆくは月100万円稼ぐためのステップ
- webライターと組み合わせて稼ぐための方法
も紹介されており、ブログ運営をしながらwebライターとして活動したい方にとって必見の内容です。
- 今までの「ブログで稼ぐ」系の本は、調べたらわかる情報が多かったものの、この本は「収益を上げる」ことを見据えて、そのためのプロセスがメインに書かれている。
- ブログで稼ぐために何をやればよいか分からない方が、一歩踏み出すきっかけになる。
- 成果を出すためのマインド論はとても貴重な内容で、くじけそうになったに何度も読み返したくなる。
- ブログで稼ぐための仕組みをきちんと知りたい
- アクセスをある程度集めたものの、なかなか収益に結びつかない
- webライターとブログの両方で稼げるようになりたい
という方に、ぜひ読んでもらいたいです。
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コピーライティングについて学べる本
●セールスコピー大全
この本は、商品を売るために抑えておくべきポイントが解説されています。
コピーライティングと聞くと

なんだか難しそう
と感じる人が多いのではないでしょうか。
少しでも勉強したことがある方なら、コピーライティングにおいて
- 読まない、信じない、行動しないを突破することが大切
- メリットだけでなくベネフィットを伝える
- 魅力的なオファーを提示する
- ストーリーを語る
- テストを繰り返すことが重要
といったことを聞いたことがあるでしょう。
とはいえ、なんとなくわかったような、分からないような気になってしまいませんか。
この本では、これらのポイントを、コピーを書いたことがない初心者でも理解できるように詳しく解説されています。
実際に私は、この本を参考にしてクライアントから依頼されたセールスレター―を書くことが出来ました。
この本で紹介されている内容は、話を盛って無理やり売るための方法ではありません。
販売する商品を必要とする方の心を動かすための伝え方や、購入に結び付けるための王道の技術を学ぶための本です。
- すぐに使えるノウハウが多く、書いてあることを実行するとすぐに成果が出る。
- 本書で紹介されている事例が分かりやすく、常に手元において活用している。
- セールスコピーだけでなく、メールの文書作成やコミュニケーションのポイントにも活用できる。
- セールスコピーのポイントを学んでおきたい
- これまでセールスレターの本を読んだことがあるが、難しくて挫折した
- ゆくゆくはブログで商品を販売したい
という方は、1度手に取ってみることをおすすめします。
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中級者レベル以上のwebライターになるための本
●沈黙のWebライティング
この本は、質の高いwebコンテンツを作成するための方法(いわば、webライティングの本質)を学べる本です。
個人的には、すべてのwebライターの方に手に取ってもらいたい最もおすすめの本です。
とはいえ、
- webライターとして活動を始めたばかりである(案件の実績は2~3件程度)
- ブログを運営したことがない
という方にとって、少し難しく感じる可能性があります。
- webライターとして、案件を10件以上取り組んだ実績がある
- SEOを意識したブログ記事を、最低でも10記事(できれば20記事)書いたことがある
という段階に到達した方であれば、自分に足りていないポイントや、記事を書く時に意識しすべき点を学びながら読み進められます。
ページ数は多いですが、マンガを用いたストーリー形式になっていて読み進めやすいです。
そのうえで、SEOや価値のあるコンテンツ作成のポイントなどを学べます。
- この本を読んだおかげで、クライアントから継続案件の依頼が来た。
- 漫画があるおかげで読みやすく内容は役立つものばかりで、この本に出会えて良かったと思えた。
- 何度も読み返しても毎回新たな発見があり、webライティング以外の面でも役に立つ内容だった。
webライターとしてある程度経験を積んだうえで、
- webライターに必要な本質的なスキルを身につけたい
- 文字単価が高い案件に取り組めるようになりたい
- 初心者レベルを脱出して、中級者以上のレベルに到達したい
という方は、ぜひ読んでみてください。
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本で勉強することのメリット

現在、動画やブログなどを通して、webライターに必要なスキルが数多く発信されています。
中には、有益な情報も含まれています。
そのため、

わざわざ本を読んで学ばなくてもよいのでは?
と感じるかもしれません。
ですが、本で学ぶことには大きなメリットがあります。
主なメリットは
- 必要な情報をひと通り学べる
- 本当に結果を出した人のノウハウが学べる
- 文章の書き方や記事の構成の参考になる
この3つです。
それぞれの内容を、1つずつ説明していきます。
必要な情報をひと通り学べる
インターネット上の情報と本の情報との大きな違いは、情報が体系的かどうかです。
(「体系的」というのは、必要な事柄をひと通りまとめられていることを指します)
例えば、あなたが文章の書き方について学びたいとしましょう。
インターネットの場合は情報量が少ないため、文章作成において必要なことの一部しか学べません。
ですが、本の場合は情報量が多く、文章作成において必要なことをひと通り学べます。
文章作成の本に限らず、ダイエット本や学習参考書などにおいても「この1冊の内容を身につければ、ひとまず大丈夫」と感じられるのは、本には必要な情報がまとめられているからです。
そのため、本を読めば大切なポイントを効率よく学べます。
本当に結果を出した人のノウハウが学べる
インターネット上には様々なノウハウがあふれかえっていまますが、本当に結果を出した人のノウハウなのか、あやしいと感じることもあります。
ですが、紙媒体の本の場合は、基本的には本当に結果を出した人しか出版できません。
出版社としても、わざわざリスクを背負って、結果を出したのかどうか怪しい人の情報を世の中に届けようとはしないはずです。
そんなことをしたら、出版社の信用問題に関わります。
本当に何らかの結果を出した人の情報だからこそ、有益なものが多いです。
文章の書き方や記事構成のコツをつかめる
本から学べることは、本で紹介されているノウハウだけではありません。
紙媒体の本を発売する場合、必ず出版社が内容や表現のチェックや修正を行っています。
また、何をどの順番で伝えるのか、検討を重ねた上で決めています。
この点も、インターネット情報との大きな違いです。
そのため、
- 文章を読むことで、分かりやすく伝えるためのポイント習得する
- 目次を見て、記事構成の参考にする
といった形で活用できます。
せっかく購入したのであれば、webライターとして活用できることを、本を通してどんどん学びましょう。
まとめ:本を何度も読んでwebライターとしてのスキルを高めよう
今回は、webライター初心者の方のスキルUPに役立つ本を紹介しました。
手に取った本を、ぜひくり返し読んでみてください。
くり返し読むことで、スキルを定着させることができます。
また、1度読んだだけでは理解できなかったことでも、何度も読むことで理解できることもあります。
本で紹介されているノウハウを1つずつ実行して、お互いにスキルUPに向けてがんばりましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
webライターとしてのスキルや報酬アップにつながる本を知りたい。
初心者なのでどのような基準で本を選べがよいか教えてほしい。