webライターが飽和しても収入を伸ばすためのポイントは?【現役ライターが解説】

Webライター初心者

webライターが飽和していると言われるのはなぜなのか?

飽和していても稼げるようになるのだろうか?

この記事を読んでいるあなたは、このようなことを考えているのではないでしょうか。

確かに、webライターは飽和しています。

ですが、「飽和しているから稼げない」わけではありません

今から取り組んでも、webライターとして稼ぐのは十分可能です。

今回は

今回のテーマ
  • webライターが飽和していると言われる理由
  • webライターが飽和状態でも稼げる理由
  • 飽和しても稼げるwebライターになるためのポイント

についてお伝えします。

これからwebライターの仕事で稼ぎたいと考えている方に向けた有益な情報をまとめていますので、ぜひ最後まで読んでください

 

webライターが飽和していると言われる理由

webライター飽和理由

wrbライターが飽和していると言われる主な理由は

  1. webライターの人数が多い
  2. webライターの参入障壁が低い
  3. なかなか案件を獲得できない
  4. twitterで「飽和している」とつぶやく人がいる

この4つです。

それぞれの内容を、1つずつ説明してきます。

 

webライターの人数が多い

webライターの人数が多いと、確かに飽和していると感じます。

クラウドワークスでライター数を調べてみると、以下の結果が表示されました。

webライター多い

(参照元:クラウドワークス)

少なくとも10万人以上いるということです。

いわば、ライバルが世の中にたくさんいることを意味します。

 

webライターの参入障壁が低い

webライターの仕事を手軽に始められることが、ライターの数が多い要因の1つです。

ライターを始める多くの方が利用するクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスは、無料で利用できます。

また、基本的な文章作成スキルがあれば、webライターの仕事に取り組めます。

資格がなくても仕事の獲得が可能です。

上記のことに加えて副業解禁の流れも重なり、現在は「飽和している」と言われるようになりました。

 

なかなか案件を獲得できない

webライターがたくさんいれば、案件獲得に苦労します。

下記の案件は、クラウドワークスで募集していたものです。

webライター飽和1

(参照元:クラウドワークス)

たった2日間で18人が応募しています。

別の案件も見てみましょう。

webライター飽和2

(参照元:クラウドワークス)

約2週間のうちに80名が応募しています。

このように、文字単価が高い(1文字1円以上)の人気の案件は、多くの方が応募します

ライターの数が増えれば増えるほど、案件獲得の難易度が上がるのは間違いありません。

 

Twitterで「飽和している」とつぶやく人がいる

Twitterで「webライターは飽和している」とつぶやく方が多いです。

上記のTwitter以外でも「飽和している」「競争は厳しい」という意見を多く見かけます。

その結果

Webライター初心者

今からwebライターを始めても、もう遅いのではないか?

と心配になる方もいるのです。

 

webライターが飽和状態でも稼げる理由

webライター飽和しても稼げる

現在はwebライターの人数が多く、飽和状態にあることを説明しました。

ですが、飽和状態だからといって、稼げないわけではありません

たとえwebライターの数が増えても収益を伸ばせると言える主な理由は

  1. スキルのあるライターが少ない
  2. 真剣に取り組んでいるライターは少ない
  3. 音信不通になるライターが多い
  4. 案件はたくさんある

この4つです。

それぞれの理由を、1つずつ具体的に説明していきます。

 

スキルのあるライターが少ない

現状、webライターは世の中にたくさんいるものの、スキルのあるwebライターは非常に少ないです。

クラウドワークスにはライター登録者が10万人以上います。

ですが、高いスキルを持っていると認められたプロクラウドワーカーの人数は、2023年1月31日時点で577人です。

プロクラウドワーカー

(参照元:クラウドワークス)

プロクラウドワーカーの条件は、以下の通りです。

プロクラウドワーカー条件

(参照元:クラウドワークス)

仮に10万人のうち500人がプロクラウドワーカーだとした場合、プロクラウドワーカーは200人に1人(0.5%)です

 

また、ライターのスキルに関する世間の声を調べてみると、スキルのあるライターがまだまだ少ないことが分かります。

初心者でもスキルアップに努めれば、半年後には稼げるライターとして活動できます。

もし、何をどのように勉強すればよいか分からない場合は、こちらの記事を参考にしてください。

 

真剣に取り組んでいるライターは少ない

webライターの人数は多いですが、真剣に取り組んでいるライターは意外に少ないです

クラウドワークスに7日以内にログインしたライターの人数を調べてみました。

webライター飽和していない

(参照元:クラウドワークス)

仮に1万人だとした場合、真面目に取り組んでいるライターは10万人のうち1万人(10%)です。

上記の数字はあくまでもログインした人数であり、仕事に取り組んでいない方も含まれます。

そうすると、ライターとして日々真剣に活動している方は、10人に1人もいないと考えられます

 

作家の中谷彰宏さんは

何かをしたい人:1万人

始める人:100人

続ける人:1人

と述べていました。

上記の言葉は、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

webライターの仕事に置きかえると、

  • webライターの仕事をしたい人:1万人
  • 実際にwebライターの仕事を始める人:100人
  • webライターを続ける人:1人

ことになります。

いくら飽和していようと、継続するだけで稼げるチャンスは一気に広がります

 

音信不通になるライターが多い

音信不通になったり、納期を守れなかったりするwebライターが意外に多いのです。

 

いい加減なライターが多いことは、裏を返せばまだまだ稼げるチャンスは残っていることを意味します

継続的に仕事を任せてもらえて報酬を伸ばすには、誠実な対応がポイントです。

 

案件はたくさんある

初心者のうちは案件獲得に苦労する方が多いですが、案件自体はたくさんあります。

以下の案件は、2023年1月31日時点でクラウドワークスに掲載されたものです。

クラウドワークス案件

(参照元:クラウドワークス)

 

ビジネスマッチングアプリのWantedlyで副業で取り組めるライター案件を調べてみると、328件見つかりました。

こちらも、2023年1月31日時点での結果です。

wantedly案件

(参照元:Wantedly)

クラウドソーシングやビジネスアプリ以外でも

  • Twitterで案件を探す
  • 「webライター 求人」で検索する
  • 企業に直接応募する

といった方法で案件を獲得可能です。

 

webライターの人数は確かに多いですが、案件は数えきれないほどあります。

そのため、初心者であってもきちんと案件に応募すれば仕事を獲得できます

 

飽和しても稼げるwebライターになるためのポイント

webライター稼ぐ

今後、webライターの数がさらに増えても稼げるようになるために重要なのは

  1. 社会人としてのマナーを守る
  2. スキルアップに努める
  3. プロフィール情報を整える
  4. ひるまずに案件に応募する
  5. 最低5000文字、できれば1万文字を書けるようにする
  6. AIができない役割を担う
  7. 自身の限界ラインを突破する

この7つです。

それぞれの内容を、順番に解説していきます。

 

社会人としてのマナーを守る

社会人のマナーである

  • 納期やルールを守る
  • 途中で仕事を投げ出さない
  • こまめに連絡を行う

といったことは、webライターの仕事でも大切です。

にもかかわらず、webライターの仕事でマナーを守れない人がたくさんいます

いくらスキルが高くても、マナーを守れなければ案件を任せてもらえません。

社会人としてのマナーをふまえてwebライターの仕事に取り組めば、クライアントにとって貴重なライターとなれます

 

スキルアップに努める

マナーを守ったうえでスキルアップに努めれば、ライバルを一気に引き離せます

webライターに求められるスキルは

  • 分かりやすい文章を書くスキル
  • web上に表示される文章を見やすくするためのスキル
  • ワードプレスの基本的な操作に関するスキル
  • SEOのスキル
  • セールスライティングのスキル

などです。

特に、1つ目の分かりやすい文章を書くスキルは、webライターにとって土台となります。

 

Webライター初心者

文章を書くのが少し苦手

という方は、以下の記事を参考にしてください。

 

プロフィール情報を整える

クラウドソーシングなどを通して案件を獲得する場合、プロフィール情報を整えることは非常に大切です

プロフィール情報を適当に書いていると

クライアント

このライターはやる気がない

とみなされ、案件を獲得できません。

  • 写真を用意する(顔写真でなくてもOK)
  • ライターとしての経歴や実績を伝える
  • 自身のブログのURLを記載する
  • 得意なジャンルや対応可能業務を記載する
  • ライターとしての意気込みを伝える

といったことを念頭に置いて、丁寧に作成しましょう。

もし、どのように作成すればよいかイメージできない場合は、他のライターのプロフィール情報を参考にするのも1つの手です

 

初心者でも案件を獲得するための方法は、以下の記事にまとめています。

 

ひるまずに案件に応募する

webライターの案件自体はたくさんあるものの

Webライター初心者

応募して断られたらどうしよう…

と心配してしまうライターの方が多いです。

ですが、応募しなければいつまでたってもwebライターの仕事に取り組めません。

案件に取り組めなければ、スキルや報酬アップのチャンスを失います

 

スポーツの試合に出ることで技術が上達するように、案件に取り組むことでスキルアップ出来る側面もあります。

また、クライアントとのやりとりを通して学べることも多いです。

「もし断られたら、また別の案件にチャレンジしよう」ぐらいの開き直った気持ちで、1歩ふみだしましょう。

 

最低5,000文字、できれば1万文字を書けるようにする

執筆文字数が増えれば増えるほど、文字単価が上がり報酬を伸ばしやすくなります

あなたは

  • ①2,500文字の記事を2記事
  • ②5,000文字の記事を1記事

この2つの案件のどちらが大変だと思いますか?

2つ目の方が大変なような気がしますが、そうとはいえません。

なぜなら、文字数が多くても1記事で済む場合は

  • 調べる情報が少なくて済む
  • まえがきやまとめは1記事分だけでよい

からです。

少ない文字数で記事数が多い案件より、文字数が多くて記事数が少ない方が効率よく稼げます。

 

とはいえ、5,000文字というのはそれなりにハードルが高いのも事実です。

そのため、自身のブログを通して5,000文字以上書けるようにすることをおすすめします

実際に経験しておくと、ひるまずに5,000文字以上の案件に応募できます

 

AIができない役割を担う

AIが文章を書けるようになったというニュースを、あなたも耳にしたことがあると思います。

ですが、

  • 検索ユーザーの意図を考える
  • 読者の悩みを解決するための記事の内容を考える
  • 1人1人の具体的な体験談を記事に含める
  • 日本語ならではの細かな表現を使い分ける
  • 上位表示のための戦略を考える

といったことは、AIにはできません。

今後、コピペ記事レベルの文章しか作成できないライターは消えていきます。

一方、AIができないことに取り組めるライターに仕事が集まります

 

自身の限界ラインを突破する

自身の限界ラインを突破することは、webライターとして稼ぐために重要です

例えば、現在は1ヶ月につき1万文字の執筆が可能だとします。

その後、3ヶ月経っても半年たっても執筆可能文字数が1万文字のままであれば、取り組める案件数に限りがあります。

そうすると、いつまでたっても報酬を伸ばせません。

  • ブログを通して記事を書く練習をする
  • 時間の使い方を見直す
  • 音声入力機能を活用する

といった工夫をすることで、執筆可能文字数を増やせます。

その結果、自身の限界ライン(現状の処理能力)を超えて報酬額を一気に伸ばせます

 

webライターとはどんな仕事なのか?

webライター人数飽和

webライターの仕事内容を簡潔に説明すると

●web上に掲載される文章を作成する仕事

と言えます。

案件の内容は

  • ブログ記事作成
  • ホームページに掲載する文章の作成
  • 広告文の作成
  • シナリオ作成
  • 体験談や感想の投稿
  • LP・セールスレターの作成
  • 編集・リライト業務

など、たくさんあります。

文字数や文字単価は、案件によって様々です。

また、webライターとして取り組むことが多いブログ記事作成のジャンルは、数多く用意されています。

どの案件に応募しようか迷った場合は、自身の得意分野や興味・関心が高い案件に取り組んでみましょう

 

まとめ:初心者でもスキルを身につければ飽和しても稼げます!

今回は、webライターが飽和していると言われる理由や、飽和しても稼げるようになるためのポイントを解説しました。

  • 社会人としてのマナーを守ること
  • スキルを高めること

この2つは、特に重要です。

取り組み方がいい加減であれば、クライアントから信頼されず稼げるようになりません。

せっかく取り組むのであれば、全力で取り組みましょう。

その先に、これまでとは異なる景色が見えてきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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