webライターが文字単価を上げる交渉術!アピールポイントや例文も紹介!

Webライター初心者

webライターの単価交渉を成功させるコツを知りたい!

この記事を読んでいるあなたは、単価交渉の方法が分からずに悩んでいるのではないでしょうか。

私自身もwebライターを始めたばかりのころは、単価交渉の方法やタイミングが分からず頭を抱えていました。

ですが、経験を重ねるにつれて成功ポイントを理解できるようになりました。

今回は

今回のテーマ
  • webライターの単価交渉成功のポイント
  • 単価交渉を成功しやすいタイミング
  • 単価交渉の例文や注意点
  • 単価交渉に失敗した時の対処法
  • 単価交渉の成功体験と失敗体験

についてお伝えします。

  • webライターを始めたばかりである
  • 単価交渉をやったことがない

上記の方でも単価交渉に成功するためのポイントを解説していますので、ぜひ最後まで読んでください

 

webライターの文字単価アップにつながる交渉のポイント

webライター単価交渉成功

webライターの単価交渉成功のポイントは

  1. 単価を上げてほしいことを明確に伝える
  2. 単価を上げてほしい理由を伝える
  3. 希望単価を具体的に伝える
  4. クライアント側のメリットを伝える
  5. 丁寧な言葉で伝える
  6. 大幅アップを要求しない
  7. 普段からクライアントに貢献する

この7つです。

それぞれのポイントを、1つずつ具体的に説明します。

 

単価を上げてほしいことを明確に伝える

最初のポイントは、単価を上げてほしいことをハッキリ伝えることです。

まわりくどい言い方をすると、クライアントから

クライアント

このライターは結局何が言いたいのか分からない

とイライラされてしまいます。

結論から伝えることは、webライターとして記事を書く時の基本です

自身の要望を伝えてから、理由を伝えるようにしましょう。

 

単価を上げてほしい理由を伝える

単価を上げてほしい理由を伝えることで、文字単価UPを検討して頂ける可能性が高まります。

単価を上げてほしい理由の例文

新規のクライアントの方から文字単価○円の仕事の提案を受けました。

(現在、クライアントへの返事は保留しています。)

私としては○○様の案件を優先的に取り組みたいのですが、現在の単価で継続するのは難しいです。

今後も○○様の案件に取り組みたいため、文字単価の上げることを検討して頂けますと幸いです。

自身の利益だけを考えていると、誠実さが欠けてしまいます。

今後もクライアントに貢献したいことをアピールしましょう。

 

クライアント側のメリットを伝える

文字単価UPを希望する場合、クライアントへのメリットを伝えることがマナーです

作業量や作業内容が今まで通りであれば、クライアント側に何のメリットもありません。

その結果、単価交渉が失敗に終わります。

クライアントに対するメリットの例
  • 執筆記事数を増やせる
  • SEOを意識したキーワード選定や見出し構成の作成も行える
  • ワードプレスに記事を投稿する
  • ブログやTwitterで記事を拡散できる

クライアントが魅力を感じる内容を考えて、メリットを提示しましょう。

 

希望単価を具体的に伝える

希望単価を具体的に伝えることも大切です。

Webライター初心者

可能であれば、文字単価を上げて頂きたいです…

とあいまいに言うだけでは、あなたが希望する文字単価になりません。

また、希望単価を具体的に伝えないまま連絡して、クライアントから

クライアント

1文字0.2円までなら可能です

と返信が来ると、断りづらくなります。

あなた自身が気分よく仕事に取り組むために、希望単価を具体的に伝えましょう

 

大幅アップを要求しない

希望単価を伝える時、大幅アップの要求は控えましょう。

アップする金額の目安は、1文字0.5円以内です

いきなり1円以上のアップを要求すると、クライアントから

クライアント

このライターは自分の利益しか考えていない

と判断されます。

クライアントにも予算の都合があることをふまえて、アップする金額を決めてください

 

丁寧な言葉で伝える

単価交渉する時は希望をはっきりと伝えつつ、丁寧な言葉づかいを心がけましょう。

希望を伝える前のあいさつ文を工夫すると、丁寧さが伝わります。

あいさつ文の例

○○様

いつも仕事を依頼して頂き、誠にありがとうございます。

日々やりがいを感じながら○○様からの案件に取り組めております。

普段から案件を発注してくださることへの感謝の気持ちを伝えると、メッセージ内容を受け止めやすくなります。

 

普段からクライアントに貢献する

文字単価を上げるうえで、普段からクライアントに貢献するのは必要不可欠です

あまり貢献できていない中で単価交渉に臨むと、契約打ち切りになります。

  • 納期よりも早めに提出する
  • 可能な範囲で受注する案件を増やす
  • 修正が不必要な記事を提出する
  • 誤字・脱字をゼロにする
  • クライアントの利益につながる提案をする

普段から上記の点をふまえて作業に取り組めれば、クライアントから重宝されます。

交渉の方法だけでなく、普段の取り組みも単価交渉成功の決め手です

クライアントから

クライアント

単価を上げても、あなたに仕事を依頼したい

と思って頂ければ、文字単価がUPする可能性を高められます。

 

webライターが単価交渉を成功しやすいタイミング

webライター単価交渉タイミング

webライターの単価交渉がうまくいきやすいタイミングは

  1. 信頼関係が築けている時
  2. 自身のスキルがアップした時
  3. 作業量や執筆文字数を増やせる時
  4. 他の案件に取り組んでいる時
  5. クライアントが新規でライター募集している時
  6. 追加作業を依頼された時

この6つです。

それぞれの内容を、1つずつ解説します。

 

信頼関係が築けている時

単価交渉を成功させるには、普段からの信頼関係が大切です

営業の仕事においても、信頼関係が築かれていなければいくら提案方法を工夫してもムダに終わります。

  • 納期を必ず守る
  • 報酬を振り込んで頂いた時にお礼を伝える
  • 丁寧な言葉でメッセージを送る
  • 普段から全力で記事を作成する

これらのことを長期間にわたって積み重ねることで、信頼を得られます。

 

自身のスキルがアップした時

自身のスキルがアップした時は、自信をもって単価交渉しやすいタイミングです。

  • 複数の記事を上位表示できた
  • 資格を取得した
  • 記事の見出し構成が出来るようになった

特に、上位表示のためのスキル(SEOスキル)を備えたライターは、クライアントにとっても手放したくない存在です

身につけたスキルをもとに、クライアントの利益に貢献したいという気持ちを伝えましょう。

 

作業量や執筆文字数を増やせる時

作業量や執筆文字数を増やせる時も、単価交渉の良いタイミングです。

クライアントによっては、多くの文字数を執筆するライターの文字単価を上げる傾向にあります

なぜなら、たくさんの記事を執筆してほしいクライアントにとって、対応可能な文字数が多いライターは貴重な存在だからです。

とはいえ、無理して大量に引き受けると作業ができなくなるため注意してください。

 

他の案件に取り組んでいる時

他の案件に取り組んでいると、1つのクライアントと契約打ち切りになっても収入は途絶えません。

そのため、ひるまずに単価交渉に臨めます。

逆に、クライアント先が1つだけであれば、なかなか単価交渉しづらくなります。

なぜなら、単価交渉をしたことによって契約打ち切りになる可能性があるからです。

定期的に新規の案件に応募することで、単価交渉しやすい状況を作れます

 

クライアントが新規でライター募集している時

クライアントが新規でライターを募集する理由は、ライターが不足しているからです。

とはいえ、新たに契約したライターに対して

クライアント

今回採用したライターさんは本当に大丈夫だろうか

長期的に記事を書いてくれるだろうか

と不安を抱えているものです。

 

新規でライターを募集しているタイミングで

Webライター初心者

作業量を増やせるので、単価を上げることを検討して頂きたいです

と伝えると、文字単価が上がりやすくなります。

 

追加作業を依頼された時

追加作業を依頼された時は、単価交渉の絶好のタイミングです

クライアントから追加で作業を依頼されるケースは、時々あります。

私もこれまで

  • 文字装飾の作業
  • 画像選定と添付
  • ワードプレスへの投稿

などの追加作業を依頼されました。

クライアントの方も、

クライアント

追加で作業を依頼するから、報酬を上げた方が良いのかな

と考えているものです。

報酬額が変わらないまま作業量が増えると、あなた自身が損をします

作業を依頼されたタイミングで、単価アップを提案しましょう。

 

webライターの単価交渉のアピールポイント

単価交渉における主なアピールポイントは

  1. クライアントの利益に貢献する
  2. クライアントが行う作業の手間を省く

この2つです。

利益に貢献できることをアピールするには、

  • 狙ったキーワードで上位表示できた
  • 自身のブログのPV数が増加した
  • ブログやSNSから収益が発生した

このように、実績を伝えることが大切です。

もし目立った実績がない場合は、クライアントの作業の手間を省くことを考えてみましょう。

  • 執筆記事数を増やす
  • キーワード選定や見出し作成を行う
  • ワードプレスの投稿や文字装飾も行う

上記のことを提案することで「文字単価を上げて頂きたい」と伝えやすくなります。

 

webライターの単価交渉の例文【メールでも活用可能】

webライター単価交渉例文

ここまで、webライターの単価交渉の成功のポイントやタイミングをお伝えしました。

とはいえ、例文がなければどのように提案すればよいのか分からないと感じるかもしれません。

そこで、メールで単価交渉を行う時にも活用できる例文を2つお伝えします。

単価交渉の例文①

○○様

いつも仕事を依頼して頂き、誠にありがとうございます。

日々やりがいを感じながら○○様からの案件に取り組めております。

今回は、文字単価の件についてご相談したいと思い、連絡いたしました。

現在は1文字1円で○○様の案件に取り組んでおりますが、来月から1文字1.5円の上げて頂くのは可能でしょうか。

先日、別のクライアントから1文字1.5円の仕事の依頼を受けました。

(返事は保留にしています)

私としては、○○様の案件を優先的に取り組みたいと考えております。

もし、文字単価を上げて頂ければ1週間につき最低2記事作成いたします。

1度ご検討いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

単価交渉の例文②

○○様

お世話になります。

今月も仕事を依頼して頂き、誠にありがとうございます。

今回は、報酬額について相談したいため連絡いたしました。

次回の依頼から、文字単価を1文字につき0.5円アップして頂くのは可能でしょうか。

現在、ブログ運営を並行して取り組んでおり、複数のキーワードで上位表示できました。

(証拠を提示)

私としても、身につけたスキルを通して○○様の利益に貢献したいです。

○○様の案件は、普段からやりがいを感じて取り組めております。

今後は、記事作成だけでなく見出し構成の作業にも取り組めます。

いきなりのお願いで恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

文字単価を上げてほしいと伝えるだけでなく、クライアント側のメリットも忘れずに伝えましょう

 

webライターの単価交渉の注意点

webライター単価交渉注意点

webライターが単価交渉をするうえでの注意点は

  1. 100%成功するとは限らない
  2. 契約打ち切りになる可能性を想定しておく
  3. ウソの情報を伝えない
  4. 断られてもあまり気にしないようにする

この4つです。

それぞれの内容を、1つずつ説明していきます。

 

100%成功するとは限らない

いくらクライアントと信頼関係を築けていても、単価交渉に成功するとは限りません。

クライアント側にも予算の都合があるため、単価を上げたくても上げられないケースもあります

単価交渉に失敗したからといって、ライターとしてのスキルや能力が否定されたわけではありません。

うまくいかないこともある点を頭に入れておくと、冷静でいられます

 

契約打ち切りになる可能性を想定しておく

単価交渉をした結果、契約打ち切りになる可能性もあります。

クライアント

できるだけ費用を抑えたい

というのが、クライアントの本音です。

  • A:1文字1.5円で取り組んでおり、単価交渉を実行
  • B:1文字1.5円で取り組んでおり、単価交渉をしない

クライアントが2人のライターを抱えていた場合、Bのライターに仕事を任せるようになります。

その結果、あなたに仕事が回ってこなくなります。

案件がゼロになるのを防ぐために、複数の案件を抱えておくようにしましょう

 

ウソの情報を伝えない

ウソの情報を伝えないことは、クライアントと信頼関係をくずさないために重要です。

例えば、クライアントに

Webライター初心者

今後は1週間に2記事対応できます

上位表示のための方法を提案します

と伝えたとしましょう。

にもかかわらず

  • 1週間に1記事しか納品できなくなった
  • クライアントの記事がなかなか上位表示されない

といった状況になれば、一瞬で信頼を失います。

あとからしんどい思いをしないために、作業量や貢献できる点を控えめに伝えるのがおすすめです。

 

断られてもあまり気にしないようにする

文字単価UPの提案を断られたとしても、落ち込む必要はありません。

たとえ100%完璧なプレゼンを行っても、クライアントの都合で契約がまとまらないケースはいくらでもあります。

100%成功する営業手法がないように、100%うまくいく単価交渉のノウハウも存在しません。

コツコツとスキルを高めていけば、単価を上げられるチャンスは訪れます

 

webライターが単価交渉に失敗した時の対処法

webライター単価交渉失敗

単価交渉に失敗した時の対処法は

この2つです。

それぞれの内容を、1つずつ解説します。

 

他の案件を優先的に取り組む

他の案件を優先的に取り組むことは、結果として収入アップにつながります。

  • A社の案件:1文字1.5円
  • B社の案件:1文字2円

もしA社の単価交渉がうまくいかなかった場合は、B社からの案件を優先して取り組みましょう。

B社のクライアントから信頼されていれば、あなたからの作業量を増やす提案を受け入れられる可能性が高いです。

 

新規で案件を獲得する

新規で案件を獲得することも、webライターとしての報酬アップに結び付きます。

案件を獲得する方法は、クラウドソーシングだけではありません

  • wantedlyなどのビジネスマッチングアプリから探す
  • Twitterで「ライター募集」と検索する
  • Googleで「ライター求人」と検索する
  • 企業に直接応募する
  • ライターを募集しているサイトから応募する

など、様々な方法があります。

私の場合はwantedly経由で応募した結果、1文字2円の案件を獲得できました。

もし、なかなか案件が見つからずに悩んでいる場合は、クラウドソーシング以外から案件を探してみましょう。

 

webライター初心者向けの案件獲得の受注率を高める方法は、以下の記事にまとめました。

気になる方は、ぜひ読んでみてください。

 

【体験談】単価交渉の成功例と失敗例

webライター単価交渉体験談

この章では、私自身の単価交渉の成功例と失敗例をお伝えします。

成功例

単価交渉の成功例は、以下の内容です。

単価交渉の成功例

(単価交渉前の状況)

  • 文字単価:1文字0.7円
  • 作業内容:記事作成(1記事2000文字程度)
  • 期間と記事数:1ヶ月で8記事
  • 募集媒体:クラウドワークス

納品完了後に、クライアントから継続依頼&追加作業の連絡が届きました。

(クライアントからの依頼内容)

  • 今後はワードプレスの投稿までお願いしたい
  • キーワードやタイトル案も出して頂きたい

(私からの提案)

  • 追加作業に取り組むのは可能である
  • 上位表示のための施策を一緒に考えていきたい
  • 来月は、最低10記事作成可能である
  • 文字単価を1文字1円にして頂きたい

上記の内容を伝え、了承を得ました。

クラウドワークスであれば、クライアントからの評価を確認できます。

  • 最高評価を頂けたうえに感謝のメッセージが届いた
  • 追加作業の依頼があった
  • クライアントへのメリットを提案できる状況だった

上記の点から、単価をUPできる可能性は高いと感じていました。

単価交渉のタイミングを間違えないことも、重要ポイントです。

 

失敗例

私がwebライター初心者だったころの出来事です。

テストライティングに通過して、本案件の案内が届きました。

本案件の連絡が来たタイミングで単価交渉をしてしまい、失敗に終わりました。

テストライティングに合格したことで、「実力を評価して頂けた」と勘違いしたことが原因です。

私と同じような失敗をしないために、信頼関係を構築できたタイミングで単価交渉に臨むようにしてください。

 

まとめ:webライターの単価交渉はタイミングが大切

単価交渉を成功させるには、やはりタイミングが大切です。

  • クライアントの手をわずらわせていない
  • 継続して仕事の依頼を受けている
  • 追加作業の依頼が来た
  • 作業量を増やせる
  • スキルを高めたことでクライアントの利益に貢献できる

上記のようにクライアントと信頼関係を築けている状況でメリットを提示すると、単価交渉の成功確率を高められます。

複数の案件を抱えていると、勇気を出しやすくなります

今回の記事が、単価交渉に取り組むうえで参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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