年収コンプレックス(劣等感)を解消するには?収入アップを実現できた方法も解説!

サラリーマン

「年収がなかなか上がらなくて劣等感が強くなってきた……」
「年収コンプレックスを解消できる方法を知りたい」

この記事を読んでいるあなたは、会社の年収に不満を感じていると思います。

私の周りにも、給料面に不満を抱いている人はたくさんいます。

なかなか給料が上がらないと精神的なストレスにつながるため、年収アップに向けて早めに行動したほうが良いです。

 

そこで、この記事では、

今回のテーマ
  • 年収に劣等感(コンプレックス)を抱く人の割合
  • 年収に劣等感(コンプレックス)を持つ理由
  • 年収コンプレックス(劣等感)を解消する具体的な方法やおすすめ度
  • 年収アップのために取り組んだこと

について解説しました。

この記事を読むことで、年収が低いせいでコンプレックスを抱く状況から抜け出す方法を理解できます。

ぜひ、最後まで読んでください。

年収に劣等感(コンプレックス)を抱く人の割合

年収に劣等感(コンプレックス)を抱く人の割合

みんなの転職「体験談」の「地位や年収へのコンプレックスはある?」によると、現状の収入や地位に対してコンプレックスを抱く人の割合は82%でした。

このことから、多くの人が年収に対してコンプレックスを抱いていることが分かります。

そのため、年収コンプレックスを持っていること自体に引け目を感じる必要はありません。

年収に劣等感(コンプレックス)を持つ理由

年収に劣等感(コンプレックス)を持つ理由

年収にコンプレックスを抱く理由はさまざまであり、複数の要因が重なって劣等感につながるケースも珍しくありません。

主な理由は、以下の5つです。

  1. 友人・知人と比べて年収が低い
  2. 自身の業界・業種の年収が低い
  3. 今までの努力が報われていない気がする
  4. 結婚を考え始めて引け目を感じる
  5. 将来のことを考えると不安になる

それぞれの項目を、1つずつ具体的に解説します。

友人・知人と比べて年収が低い

身近な友人・知人が高年収にもかかわらず、自分の年収がそれほど高くなければコンプレックスにつながります。

なぜなら、人間は、身近な存在の成功を素直に喜ぶのは難しい性質を備えているからです。

例えば、大谷翔平選手の大活躍に拍手できても、同期入社した友人が先に出世すると複雑な気持ちを抱く人は多いです。

 

年収に置きかえると、世界で活躍するスーパースターが億単位の年収を得ていても平常心でいられます。

一方、大学で同じゼミに所属していたメンバーの年収が自分より100万円高ければ、自分自身を否定されたような感情を抱きます。

このように、身近な存在と比較してしまうことが劣等感の要因です。

 

自身の業界・業種の年収が低い

自身の勤める業界・業種の年収が低いことも、コンプレックスにつながる原因の1つです。

doda(デューダ)の「業種分類別の平均年収ランキング(2022年版)」によると、以下の結果が表示されていました。

順位 業種 平均年収額
1位 金融 454万円
2位 メーカー 453万円
3位 総合商社 446万円
4位 IT・通信 436万円
5位 建設・プラント・不動産 421万円
6位 インターネット・広告・メディア 412万円
7位 専門商社 411万円
8位 メディカル 400万円
9位 サービス 366万円
10位 小売・外食 351万円

このように、仕事内容によって平均年収に違いがみられます。

たとえ仕事内容にやりがいを感じていても、業界の平均年収が低いことによってコンプレックスを抱くケースも珍しくありません。

 

今までの努力が報われていない気がする

学生時代に勉強を頑張ったにも関わらず、満足できる年収を得られなければコンプレックスにつながります。

一般的に、高学歴が高年収につながりやすいと言われています。

以下の結果は、OpenWorkの「30歳時の年収ランキング」によるものです。

順位 出身大学 30歳時の想定年収
1位 東京大学 761万円
2位 一橋大学 707万円
3位 慶応義塾大学 676万円
4位 京都大学 666万円
5位 東京工業大学 645万円
6位 早稲田大学 621万円
7位 大阪大学 612万円
8位 東北大学 604万円
9位 防衛大学校 603万円
10位 神戸大学 601万円

上記のデータをふまえると、高年収を得るために高学歴である方が有利だと考えられます。

そのため、幼いころから勉強を頑張って有名大学に進学したにも関わらず年収が低ければ、むなしさを感じる可能性が高いです。

 

結婚を考え始めて引け目を感じる

結婚を意識し始めると、年収額によるコンプレックスを抱きやすくなります。

特に男性は、年収が原因で引け目を感じやすいです。

「男性が仕事を頑張って家族を養う」という風潮がまだまだ強く残っています。

 

以前、テレビ番組で紹介された「結婚相手を探す女性が考える『普通の男』の定義」が普通とは言えなくて物議をかもしました。

【テレビで紹介された「普通の男」の定義】
  • 年収500万円以上
  • 身長170cm以上
  • 大学卒業
  • 正社員
  • 長男以外
  • 清潔感がある
  • 身だしなみが整っている
  • 見た目は星野源

年収500万円を「普通」と判断されてしまうと、500万円未満の男性はコンプレックスを抱かずにはいられません。

 

将来のことを考えると不安になる

近年の物価上昇にともなう将来への不安も、年収にコンプレックスを抱く要因です。

Yahooニュースに掲載されていた「帝国データバンクの調査」によると、2023年には3万を超える食料品・飲料品のの値上げが行われたと発表されていました。(2023年7月時点での情報です)

私自身も、日々食料品を買うたびに「高くなったな」と感じています。

たとえ給料が上がったとしても、昇給額が月に数千円程度であれば「増えた」とは感じられません。

「今の年収額だと将来の見通しが立たない」と感じてしまい、年収にコンプレックスを感じる人がますます増える予感がします。

 

年収コンプレックス(劣等感)を解消する具体的な方法

年収コンプレックス(劣等感)を解消する具体的な方法

年収への劣等感を解消するための主な方法は、以下の5つです。

  1. 副業で収入を増やす
  2. 転職して給料を上げる
  3. 投資で収入アップを目指す
  4. 今の会社で年収アップを目指す
  5. 現実を受け入れる

それぞれの具体的な内容はもちろん、おすすめ度を5段階に分けて解説します。

 

副業で収入を増やす

【おすすめ度:★★★★★(レベル5)】

会社の経営陣が給料を上げてくれないのであれば、副業で収入アップを目指すのが現実的な選択です。

現在は、自宅で取り組める副業がたくさんあります。

以下の内容は、自宅で取り組める副業の一例です。

自宅で取り組める副業例
  • webライター
  • webデザイナー
  • 動画作成・編集
  • SNS運用代行
  • ブログ運営(アフィリエイト)
  • プログラミング など

楽に稼げるほど甘くはありませんが、継続してスキルを高めることで収入額を伸ばせます。

(特におすすめの副業に関しては、「私が年収コンプレックス解消のために実践したこと【体験談】」の章でお伝えします)

 

転職して給料を上げる

【おすすめ度:★★★★☆(レベル4)】

転職も副業と同様に、年収アップを実現できるチャンスです。

私自身も、転職したおかげで収入アップを実現できました。

厚生労働省の「雇用動向調査結果(令和4年度)」で発表されていた、転職後に年収が増加した人の割合は以下の通りです。

【転職後の年収状況の割合】
  • 年収増加:34.9%
  • 年収が変わらない:29.1%
  • 年収減少:33.9%

データからも分かるように、全員が転職後に年収が上がっているわけではありません。

転職を通して収入アップを目指すには、戦略を立てて転職活動に取り組む必要があります。

 

投資で収入アップを目指す

【おすすめ度:★★★☆☆(レベル3)】

投資に取り組むことも、大金を稼いで年収コンプレックス解消につながる1つの手段です。

とはいえ、投資の場合は収入アップどころか元本割れのリスクがあります。

一気に儲けるために貯金額を投入して買った株が値下がりすると、心中穏やかではいられません。

 

では、近年話題になっているつみたてNISAはどうなのでしょうか?

以下のデータは、金融庁の「資産運用シュミレーション」の結果です。

【毎月5万円を10年間投資し、利回り3%と仮定した場合】

(引用元:金融庁

運用収益は10年間で約98万円となりました。

1年ごとの平均利益は10万円未満であり、1ヶ月換算すると収益は1万円未満です。

つみたてNISAは10年後や20年先を見すえて収益を増やすのに向いているものの、数年後の収入アップには不向きと言えます。

 

  • 投資にはリスクがあること
  • つみたてNISAは収益を伸ばすのに時間がかかること

もし、投資で収入アップを目指す場合は、上記の点を念頭に置いて取り組みましょう。

 

今の会社で年収アップを目指す

【おすすめ度:★★☆☆☆(レベル2)】

会社の上司や上層部に直談判して、年収アップを目指す方法もあります。

とはいえ、ハードルはかなり高いです。

最悪の場合、社内での評価が下がり出世の道が閉ざされます。

どうしても直接交渉したい場合は、会社を去る覚悟で行いましょう。

 

現実を受け入れる

【おすすめ度:★☆☆☆☆(レベル1)】

「足るを知る」と考えて年収が上がらない現実を受け入れることも、年収への劣等感を解消する1つの方法です。

私としては、あまりおすすめしません。

なぜなら、自分自身の人生をあきらめることにつながるからです。

 

今のご時世、会社員として年収アップが難しくなったものの、副業や転職への抵抗感が薄れています。

にもかかわらず、何もしないで現実を受け入れてしまうのは、あまりにもったいないです。

次の章では、私自身が年収コンプレックス解消に向けて行動した結果、年収アップを実現できた方法を紹介します。

 

私が年収コンプレックス解消のために実践したこと【体験談】

私が年収コンプレックス解消のために実践したこと【体験談】

私が年収アップのために取り組んだことは、webライター(副業)です。

クライアントから案件を受注して記事を作成することが、webライターの主な仕事です。

サラリーマン

「webライターは副業でどれくらい稼げるの?」

リアルな収入金額の情報が、特に気になると思います。

参考までに、私自身のwebライターとしての収益をお伝えします。

私の副業webライター収益
  • 1ヶ月目:8,785円
  • 2ヶ月目:1,569円
  • 3ヶ月目:18,057円
  • 4ヶ月目:2,574円
  • 5ヶ月目:13,679円
  • 6ヶ月目:1,716円
  • 7ヶ月目:18,871円
  • 8ヶ月目:36,249円
  • 9ヶ月目:24,676円
  • 10ヶ月目:18,692円
  • 11ヶ月目:45,794円
  • 12ヶ月目:34,256円
  • 13ヶ月目:76,524円

最初の6ヶ月間は、あまり本気で取り組めていませんでした。

なかなか収入額を伸ばせずに「このままではいけない」と覚悟を決めて取り組み始めたことで、月3万円→5万円の壁を突破できました。

 

私が考える副業webライターの主なメリットは、以下の通りです。

副業webライターのメリット
  • すぐに始められる
  • 特別な才能は不要
  • 初期費用が少ない
  • 継続することでスキルと報酬額を伸ばせる
  • 自宅で仕事を完結させられる
  • サラリーマンの経験を活かせる
  • 即金性が高い

始めるのが早ければ早いほど、収入を伸ばせます。

「今のままでは将来が不安である」

「何としても収入を伸ばして年収コンプレックスを解消したい」

このように考えている人は、以下の記事を参考にしてwebライターを始めてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ~年収コンプレックス解消に向けて1歩踏み出そう!~

年収コンプレックス解消に向けて1歩踏み出そう!

今回は、年収額に劣等感を抱く主な要因は具体的な解決策を中心に解説しました。

私自身、転職して年収アップを実現できたもの、毎年の昇給額が少ないことに絶望感を抱いた経験があります。

「目の前の現実を、受け入れるしかないのだろうか……」と心が折れそうになりました。

もしかすると、この記事を読んでいるあなたも同じように感じているかもしれません。

会社の給料面に不満を感じつつも、「文句ばかり言っても仕方ないから、できることをやってみよう」と思い、webライター活動をスタートしました。

 

自分の力で給料以外の収入を得る経験は、大きな自信につながります。

この機会に、webライターとして収入アップを目指してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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