
この記事を読んでいるあなたは、このようなことを考えているのではないでしょうか。
確かに、初心者の段階では分からないことが多く、不安になってしまいます。
そこで、この記事では
- webライターの仕事内容
- webライターの始め方や仕事の流れ
- 初心者がwebライターを始めるメリットとデメリット
- 初心者がwebライターを始めるうえでの注意点
について解説しました。
この記事を読むことで、初心者の方でもwebライターの仕事をスムーズに始められます。
webライターとして活躍するためのポイントも解説していますので、ぜひ最後まで読んでください。
目次
webライターの仕事内容

webライターの仕事は、インターネット上に表示される文章を書くことです。
例えば、ブログ記事、企業のホームページ、広告、SNSなど、インターネット上に様々な文章がのせられています。
これらの文章を作成することが、webライターの役割です。
書くためには、
- ネットや本などを通して必要な情報をリサーチする
- クライアントとやりとりする
ことも必要です。
場合によっては、画像を用意したり、記事の見出しを考えたりすることも求められます。
このように、web上の文章を書くために必要なことも、webライターの仕事内容です。
webライターの始め方や仕事の流れ

webライターとして仕事を始め方や仕事を取り方の大まかな流れは、以下のようになっています。
- パソコンやネット環境を準備する
- webライターに必要な知識やスキルを身につける
- 実際に記事を書いてみる
- クラウドソーシングに登録する
- プロフィール情報を整える
- 案件に応募する
- テストライティングに取り組む
- 記事を納品する
- 必要があれば修正を加える
- 本案件に取り組む
それぞれのポイントを、1つずつお伝えします。
パソコンやネット環境を準備する
webライターとして活動するうえで、パソコンとネット環境は必要不可欠です。
スマホでライティング作業をすると、膨大な時間がかかります。
文字装飾、箇条書き、情報のリサーチなど、記事作成のために必要な作業はパソコンを使えばスムーズにできます。
使用するパソコンは、操作できるものであれば何でもOKです。
そして、いつでも自宅で作業ができるようにネット環境を用意しておきましょう。
webライターに必要な知識やスキルを身につける
webライターとして活動するために、まずは知識やスキルを身につけることが不可欠です。
webライターに必要な主な知識・スキルは
- 分かりやすい文章を書くスキル
- web上で見やすい(読みやすい)記事を書くスキル
- seoのスキル
この3つです。
動画や書籍などで勉強することで、webライターとして必要な知識やスキルを習得できます。
もし、何をどのように勉強すればよいか分からない場合は、こちらの記事を参考にしてください。
実際に記事を書いてみる
知識やスキルをある程度身につけた後は、学んだことを体得するために実際に記事を書いてみましょう。
できれば、自分でブログを開設して記事を書くことをおすすめします。
自分のブログがあれば
- クライアントの方にライティングスキルを把握してもらいやすくなる
- webライティングの実績としてアピールできる
- 文章を書く練習ができる
といったメリットがあります。
ちなみに、クライアントから依頼されて作成した記事や文章を、許可なく第三者に見せることはできません。
なぜなら、クライアントが持つ著作権を侵害する行為だからです。
一方、自身のブログ記事であれば、自身の判断で他人に見せられます。
また、ブログに記事を投稿することでスキルアップにつながり、自信をもって案件に応募できます。
ですので、まだ自身のブログがない方は、この機会にブログを始めてみてはいかがでしょうか。
クラウドソーシングに登録する
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい人と受注したい人をつなぐプラットフォームです。
現在、様々なクラウドソーシングがありますが、初心者の方に特におすすめなのがクラウドワークスです。
クラウドワークスの主なメリットは
- webライターの方向けの案件が多い
- 未経験の方向けの案件も数多く用意されている
- 操作方法がシンプルで初心者の方も使いやすい
ことです。
まだ登録していない場合は、まずはメールアドレスを入力して登録を済ませておきましょう。
プロフィール情報を整える
案件に応募する前に大切なのは、あなたのプロフィール情報をきちんと記入することです。
なぜなら、クライアントの方は、あなたに仕事を任せるかどうかを決める時に、プロフィール情報も参考にするからです。
プロフィール情報がいい加減だと、なかなか案件を受注できません。
- 写真を用意する
- これまで経験したことや得意なことを記入する
- ライターとしての意気込みを伝える
- (可能であれば)ライターの実績を掲載する
上記のことを意識して、プロフィールを作成しましょう。
案件に応募する
登録を終えた後のステップは、仕事を受注するために案件に応募することです。
クラウドワークスで応募する方法を、順に説明します。
まずは、マイページに表示された「募集中の仕事一覧」をクリックします。

(参照元:クラウドワークス)
ライティングの案件を探す場合は、左側の「ライティング・記事作成」をクリック。

(参照元:クラウドワークス)
取り組みたい仕事が見つかった場合は、案件のタイトルをクリックしてみましょう。
そうすると、
- 文字単価
- 1記事あたりの文字数
- 記事数
- 記事ジャンル・テーマ
- 求めるレベル
- 納品完了日
- 掲載日
- 応募期限
- 仕事の詳細
といった情報を確認することができます。

(参照元:クラウドワークス)
オレンジ色の「応募画面へ」のボタンを押すと、メッセージや必要事項を入力する画面が表示されます。

(参照元:クラウドワークス)
必要事項を入力し、「応募する」のボタンを押せば、応募は完了です。
テストライティングに取り組む
応募が完了し、クライアントがあなたに興味を抱いた場合は、連絡が来ます。
多くの場合、正式に案件がスタートする前に、テストライティングが実施されます。
なぜなら、クライアントがあなたの仕事を依頼しても大丈夫なのかを判断するためです。
テストライティングの案内には
- ライティングの内容
- 記事作成のマニュアルや注意点
- 報酬金額
- 文字数
- 納期
- 提出方法
などが伝えられます。
ライティングの内容はもちろん、指示された内容(納期や提出方法など)を守れるのかに関しても、重要なチェックポイントです。
案内をしっかり読んだうえで、不明な点は質問してから、テストライティングに取り組みましょう。
記事を納品する
テストライティングが完了したら、記事を納品します。
納品する前に
- クライアントからの指示を守れているか(文字数や納品方法など)
- マニュアルに沿って記事を書けているか
- 分かりづらい表現や説明不足の内容はないか
- 誤字・脱字はないか
といったことを念入りに確認するようにしましょう。
必要があれば修正を加える
納品後、クライアントから修正依頼の連絡が来ます。
修正依頼が来たからと言って、慌てる必要はありません。
大切なのは、素早く対応することです。
修正に取りかかる前に
- 連絡をしてくださったことへのお礼
- いつまでに再提出するか
について伝えておきましょう。
そうすることで、クライアントがあなたに対して安心感を抱けます。
本案件に取り組む
テストライティングに合格したら、いよいよ正式に案件に取り掛かることになります。
この段階に到達すれば、長期で仕事を任せてもらうことも可能です。
そのためには、1つ1つの仕事に丁寧に取り組み、クライアントの方と信頼関係を築いていくことが大切です。
初心者がwebライターの仕事を始めるメリット

まだwebライターとして活動していない初心者の方が、この仕事を始める主なメリットは
- 未経験者でも取り組める案件が多い
- 自宅で仕事が出来る
- 自分のペースで仕事が出来る
- 人の役に立てることを実感できる
- 様々な知見を得られる
この5つです。
それぞれの内容を、1つずつ順番に説明していきます。
未経験者でも取り組める案件が多い
webライターの募集案件を見ていると、「未経験者OK」の案件が多いことが分かります。
経験者でなければ取り組めない案件は、意外と少ないです。
未経験者であっても、
- 1つ1つの案件を丁寧に取り組む
- こまめに連絡する
- 納期を守る
といったように、仕事をするうえで大切なことを意識して実行することで、実績を積み重ねられます。
自宅で仕事が出来る
副収入を得るためにアルバイトをする場合は、アルバイト先まで行かなければならず、通勤時間が発生します。
ですが、webライターの場合は自宅で仕事が完結するため、通勤時間はゼロ秒です。
記事を書く上で必要な情報は、インターネットで検索すればいくらでも調べられます。
出勤前や家事の合間を有効活用すれば、作業の時間を生み出せます。
自分のペースで仕事が出来る
会社での仕事は、基本的に決められた時間(出勤時間~退勤時間)で行わなければなりません。
たとえリモートワークが導入されていても、時間管理が行われている場合は指定された時間の中で仕事をする必要があります。
ですが、webライターの場合は、納期を守れば自分の都合に合わせて仕事を進められます。
そのため
- 早起きして出勤前に取り組む
- 仕事後の2~3時間を活用する
- 平日は取り組めないため、土日に集中して作業をする
このように、自身の生活サイクルに合わせることが可能です。
人の役に立てることを実感できる
webライターをしていると、クライアントの方から

分かりやすい記事を作成してくださり、ありがとうございます。
具体例の使い方が、とても参考になります。
タイトルについて提案してくださり、助かりました。
といった感謝のメッセージが届きます。
私自身も、これまで何度も心温まるメッセージを頂けました。
そうすると、

自身のライティングが、クライアントの方の役に立っている。
ことが実感できて、やりがいにつながります。
また、あなたが書いた記事がサイト上に表示されていると、多くの読者があなたの記事を読むことになります。
このように、webライターは、クライアントだけでなく読者の役に立てる素敵な仕事です。
様々な知見を得られる
webライターの仕事をしていると、これまで興味がなかったジャンルの記事作成を依頼されることがあります。
分からないことを1から調べるのは確かに大変ですが、そのおかげで様々な知見を得られます。
私自身もこれまで
- 注文住宅
- 36協定の詳しい内容
- 車の情報
- 季節の行事
- プレゼント情報
などに興味はなかったのですが、情報をまとめるために不明な点を1つ1つ調べることで、これらの情報について少し詳しくなれました。
知らないことを知る作業は、知的好奇心を満たせる楽しい取り組みです。
webライターの仕事を通して、お互いに知見を広げていきましょう。
初心者がwebライターの仕事を始めるデメリット

先ほどの章では、webライターを始めるメリットをお伝えしました。
とはいえ、メリットだけではなく、デメリットも存在します。
主なデメリットは
- スケジュール管理が大変である
- スキルを高めるのに時間がかかる
- 案件を獲得するのに苦労する
この3点です。
デメリットを知っておくことで対策を立てられるので、ぜひ頭に入れておいてください。
スケジュール管理が大変である
初心者の方が戸惑うのが、スケジュール管理です。
というのも、
- 何日たってもクライアントから連絡が来ない
- まったく連絡が来ないかと思えば、同じ日に複数のクライアントから連絡が来た
- テストライティングを3日以内に2つ取り組まなければならなくなった
といったことが発生するからです。

やることがなくて途方に暮れていたら、急に複数の案件に取り組むことになった…
ほぼすべてのwebライターが、このような状況を経験しています。
上記の対策は、
- 1日のうちで、作業をする時間帯を一応決めておく(例:15時~17時)
- もし連絡が来なければ、スキルを身につけるために勉強するか、他の用事に時間を使う(やることを決めておく)
- 何度もメッセージを確認しない(確認する時間を決めておく)
そうすると、ムダな時間を過ごすことを防げるだけでなく、連絡がきたときに慌てずに対応できます。
スキルを高めるのに時間がかかる
webライターの仕事をするうえで
- 文章作成能力
- 必要な情報をリサーチする能力
- webライティングならではのスキル
- SEOのスキル
など、様々なスキル必要です。
特に、1つ目の文章作成能力は、一朝一夕には身につかず、ある程度のレベルに達するまで時間がかかります。
また、仕事を請け負えるレベルに達しても、しばらく文章を書かない日が続けば、衰えてしまいます。
対策としては、文章を書く機会を作ることであり、自身のブログに記事を書くことが有効です。
自身でブログを運営することで、文章作成能力だけでなく、webライターとして必要なスキルが自ずと身につきます。
さらに、自身のブログはクライアントに提示するポートフォリオとして活用できます。
案件を獲得するのに苦労する
初心者の方に特に多い悩みが、案件を獲得できないことです。
初心者の場合は、webライターとしての実績がないため、クライアントの方は

この人に任せて大丈夫なのだろうか?
と不安になってしまいます。
とはいえ、初心者だからといって案件を獲得できないわけではありません。
対策としては
- 自身のブログに記事を投稿する(それをクライアントに見せる)
- 案件を獲得する方法は色々あることを理解しておく
- クライアントに伝える提案文を丁寧に書く
- プロフィールをきちんと仕上げる
- 自身が取り組めそうな案件(得意なジャンル)に応募する
ことが有効です。
(案件の獲得方法や受注率を高める方法はコチラ)
私が初めてクラウドワークスの案件に応募したときは、野球関連の記事を作成するものを選びました。
なぜなら、昔から野球が好きだったからです。
あなたに取って取り組みやすい案件は、探せばきっと見つかります。
ぜひ、提案文やプロフィールを丁寧に仕上げたうえで、得意なジャンルに関する案件に応募してみてください。
初心者がwebライターを始めるうえでの注意点

webライターの仕事を始めるうえで、特に意識してもらいたいことは
- 趣味ではなく仕事として取り組む覚悟を持つ
- すぐに稼げるようになるわけではないことを理解しておく
- ライバルが増えてきていることを把握しておく
この3つです。
それぞれの内容について、1つずつ説明していきます。
趣味ではなく仕事として取り組む覚悟を持つ
webライターの仕事は、クライアントの方から依頼されて取り組むものです。
そのため、自分の書きたい文章を書くのではなく、クライアントの方が求める文章を書くことが求められます。
また、納期も設定され、場合によっては修正を依頼されることもあります。
報酬を頂く以上、無責任に取り組むわけにはいきません。
そのため、本気で取り組む必要があることを理解しておきましょう。
すぐに稼げるようになるわけではないことを理解しておく
webライターの仕事は、案件に取り組むことで報酬が発生する仕組みです。
報酬を伸ばすためには
- 取り組む案件数を増やす
- 文字単価を上げる
ことが必要です。
とはいえ、初心者の段階でいきなり多くの案件に取り組むと、パンクしてしまいます。
また、いきなり高単価の案件に取り組むのは難しいです。
信頼や実績を積み重ねることで、依頼される案件が増えたり、単価が上がったりします。
ですので、地道にコツコツ取り組むことが重要です。。
ライバルがたくさんいることを把握しておく
ひと昔前と比べると、「webライター」というワードを耳にする機会が増えました。
今後も、webライターの仕事をやってみようかなと考える方が増えるでしょう。
クラウドワークスのワーカー情報によると、ライターとして仕事を請け負う人が10万人以上いることが分かりました。
案件を獲得するには、ライバルがたくさんいる中で、勝ち残っていかなければなりません。
今後もwebライターとして活躍するには、覚悟をもってスキルを高めていく必要があります。
webライターの始め方に関するQ&A

これからwebライターを始めようとする初心者の方が抱く疑問として特に多いのが
- 高校生や大学生でもwebライターとして活動できるのか
- 知識なしでもwebライターを始められるのか
- webライターの求人にはどのようなものがあるのか
この3点です。
それぞれの質問について、1つずつ回答していきます。
高校生や大学生でもwebライターとして活動できるのか
結論から申し上げますと、可能です。
ですが、高校生の場合はwebライターとして活動するハードルが非常に高いです。
多くのwebライターが活用するクラウドワークスやランサーズに登録できるのは、18歳以上と決まっています。
クラウドワークスは18歳未満の未成年はご利用いただけません。
ランサーズは、18歳以上の方であればご利用をいただくことができます。
また、webライターとして活動するには、記事を書くこと以外にも
- 報連相をおこたらない
- 納期を守る
- クライアントからの指示内容を的確に理解する
ことが必要です。
これらはどの仕事をするうえでも大切なことであり、高校生よりも、仕事経験がある社会人の方が身についています。
そのため、仕事を発注するクライアントの方は、ライターが高校生だと知ったときに

本当に大丈夫かな?(やりとりも含めて、きちんと対応してくれるのだろうか)
と心配になります。
もし、どうしても高校生のうちからwebライターとして活動したいのであれば
- 親権者など法定代理人の同意を得た上で、ココナラを活用する
- 知り合いに案件を紹介してもらう
という方法で、学業に支障がない範囲で取り組んでみましょう。
知識なしでもwebライターを始められるのか
結論から言えば、可能です。
とはいえ、
- ブログ記事を書いたことがない
- ワードプレスを扱ったことがない
- 文章を書くのが苦手
という状態で案件に応募しても、テストライティングで不合格になります。
案件に応募する前に
- 文章の書き方+webライティングの基礎を学べる本を読んで、知識を蓄える
- その後、自身のブログに2000文字以上の記事を最低5記事(できれば10記事)投稿する
このように、本で得た知識を実践を通して定着させておきましょう。
そうすることで、自信をもって一歩踏み出せます。
おすすめの本については、こちらの記事を参考にしてください。
webライターの求人にはどのようなものがあるのか
webライターの求人には、正社員を募集するものもあれば、アルバイトや業務委託といったものもあります。
案件の内容については、
- ブログやホームページの記事作成
- 動画のシナリオ作成
- 体験談や感想、口コミ情報の記入
といったものが多く、初心者の方でも取り組めます。
まとめ:ますはwebライターとして一歩踏み出しましょう
今回は、webライターの仕事を始めるうえで事前に理解しておいてほしいことを中心にお伝えしました。
知識やスキルを身につけることや、案件に応募することなど、やるべきことは色々あります。
ですが、一気にいろんなことを進めようとすると、途中でしんどくなります。
- 今日は、クラウドソーシングに登録する
- 明日は、どのような案件があるのかを見てみる
- 明後日は、試しに1つ応募する
- 空いている時間を活用して、本を読んだり、ブログに記事を書いたりする
このように、できることから1つずつ取り組むことが大切です。
この記事が、あなたがwebライターとして一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
初心者がwebライターを始めるうえで必要なことを知りたい
実際の仕事の流れについて理解しておきたい