
この記事を読んでいるあなたは、このような悩みを抱えているのではないでしょうか?
たしかに、まだブログ記事を書いたばかりの状況であれば、3000文字を書くのは難しいと感じるかもしれません。
ですが、この記事でお伝えする方法を実践することで、自然と3000文字を超える記事を書くことが出来るようになります。
今回は
- 3000文字を超えるための方法(リサーチ編・見出し編・本文の書き方編)
- どれぐらい書けば3000文字に到達するかの目安
- スピーディーに3000文字を書くためのコツ
- ブログ記事で3000文字を書けることのメリット
についてお伝えします。
現在ライティング作業が苦手であっても取り組める方法について解説していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
ブログで3000文字以上を書くコツ(リサーチ編)

3000文字を超えるブログ記事を書くために絶対に必要なのが、リサーチです。
リサーチなくして、量と質を備えた記事を書くことはできません。
リサーチのポイントは
- 読者を想定する
- 読者が特に知りたいことを考える
- 読者が追加で知っておくべきことを考える
この3つです。 それぞれの内容を、1つずつ順番に説明していきます。
読者を想定する
読者をイメージすることで、内容の濃い記事を作成することが出来ます。
例えば、「転職 年収交渉」というキーワードで記事を書くとしましょう。
- 転職を検討しているものの、転職の経験が1度もない
- 年収交渉という言葉を聞いたことはある
- 年収交渉を、いつ、どのように行えばよいのか分からない
このように想定することで、どのような内容を記事に書けばよいのかを知ることにつながります。
読者が特に知りたいことを考える
特に知りたいことを考えておくことで、価値のある記事を完成させることが出来ます。
先ほどの「転職 年収交渉」のキーワードで検索する読者であれば、当然、年収交渉の具体的な方法を知りたいはずです。
もし、読者が気になることをなかなか思いつかないという場合は、ラッコキーワードを活用してみましょう。
ラッコキーワードで「転職 年収交渉」でリサーチしてみると

(参照元:ラッコキーワード)
このような結果が表示されました。
ということは、このキーワードで検索をする読者は
- 相場
- 未経験
- 内定後
- タイミング
- 失敗
- メール
といったキーワードを打ち込んでおり、これらのことも気になっていることが分かります。
読者が追加で知っておくべきことを考える
先ほどの章で説明した「特に知りたいこと」は、いわゆる顕在ニーズと言われるものです。
ですが、読者とって価値のある記事を書くためには、さらに知っておいたほうが良いことまで考える必要があります。
追加で知っておくべきことが、いわゆる潜在ニーズです。
先ほどのキーワード(「転職 年収交渉」)であれば
- 年収を上げたい(下がるのを避けたい)
- 自分1人で行うのが難しい(誰かにやってもらいたい)
と考えているでしょう。
潜在ニーズまで考えることで
- 見出しの内容をより充実させることが出来る
- 楽勝で3000字を超える記事を書ける
- その結果、上位表示の可能性が高まる
というメリットにつながります。
ブログで3000文字以上を書くコツ(見出しの作成編)

続いてお伝えするのは、見出しの作成のポイントです。
リサーチした内容をもとに見出しを作成することで、ただ文字数が多いだけの記事ではなく、高品質な記事を作成することにつながります。
見出しの作成のポイントは
- 読者の悩み解決に必要な情報を整理する
- 特に知っておくべきことを前半に設定
- それぞれの見出しの内容(項目)を追加する
この3つです。
それぞれの内容について、具体的に説明していきます。
読者の悩み解決に必要な情報を整理する
この章でも「転職 年収交渉」のキーワードを例にして説明します。
必要な情報を整理するには
- 顕在ニーズ(特に知りたいこと)
- 潜在ニーズ(追加で知っておくべきこと)
をもとに考えていきましょう。
ラッコキーワードで表示されるキーワードをもとに考える場合は
●3~4語目のキーワード(先ほどの「相場」「未経験」「内定後」など)で検索する読者が知りたいこと
を考えるのがポイントです。

(参照元:ラッコキーワード)
この情報をもとに考えてみると
- 転職時の年収の相場がどれぐらいなのか
- 未経験の職種を志望する場合は年収交渉はできるのか
- 内定後の年収交渉は可能なのか
- どのタイミングで行えばよいのか
- 失敗しないための方法を知りたい
- メールで年収交渉はできるのか
といったことを知りたいということが分かります。
これら以外にも、先ほどお伝えした潜在ニーズも踏まえて
- 年収を上げるためのコツを知りたい
- 自分1人で行うのが難しい場合はどうすれば良いのか
といった内容を付け足しましょう。
そうすることで、読者が知りたい情報を幅広く捉えた記事が完成します。
特に知っておくべきことを前半に設定
情報を整理できたら、次は順番を決めましょう。
見出しの順番をあなどっていはいけません。
読者が知りたいことを前半に書くことで、読者に

この記事は、自分の知りたいことをきちんと書いてくれている
と感じてもらうことが出来て、後半も読み進めてくれます。
転職の年収交渉の具体的な方法であれば、特に重要なのはタイミングです。
なぜなら、タイミングを間違えれば、そもそも年収交渉を行うことが不可能だからです。
また、失敗してしまうと内定取り消しになりかねないので、失敗しないための方法も優先順位が高いと言えます。
そうすると
- 転職時の年収交渉のタイミングはいつなのか
- 転職時の年収交渉で失敗しないための方法
- 転職時の年収の相場を知る方法
- 転職時に年収をアップさせるコツ
- 自分1人で年収交渉を行うのが難しい場合の対処法
このように、優先順位が高い情報を前半に持ってくるようにしましょう。
(これらの内容は、一般的にはh2タグで表記されるものです。)
それぞれの見出しの内容(項目)を追加する
見出しの順番を決めた後は、見出しの内容を考えましょう。
(一般的にはh3タグで表記される部分です)
「年収交渉のタイミング」であれば
- 面接前に渡される書類に年収を記入する時
- 面接時に年収に関する質問を受けた時
- 最終面接時
- 内定後
このような内容になります。
また、「年収交渉で失敗しないための注意点」であれば
- 現職の年収額についてウソの申告をしない
- 面接で自分から年収の話をしない
- 面接で相場を超えた年収額を伝えない
- 賞与額を確認する
- 途中で年収の吊り上げを行わない
せめてこれぐらいの内容は伝えておいた方が良いです。
このように
- 情報を整理する
- 順番を決める
- 見出しの内容を追加する
という形で、見出しを作成しましょう。
ブログで3000文字以上を書くコツ(本文の書き方編)

続いてお伝えするのは、本文の書き方です。
ここでお伝えする方法を意識することで、無理なく3000文字を超える記事を書けるようになります。
特に意識してもらいたいのが
- PREP法を意識する
- 具体例を充実させる
- 導入文で読者を引き込む
- まとめで情報を整理する
この4つです。
それぞれの内容について、1つずつ順番に説明していきます。
PREP法を意識する
PREP法については、あなたも聞いたことがあるかもしれません。
念のため、お伝えしておきます。
- P:Point(結論)
- R:Reason(理由)
- E:Example(例)
- P:Point(結論)
という流れのことです。
先に結論を述べることで、読者は

なぜなの? どういうこと?
と興味を持ち、続きを読んでくれます。
例えば、
●現職の年収額についてウソの申告をしない
という内容についてPREP法を用いて説明するとしましょう。
(P:結論)
現職の年収額についてウソを言わないことは、企業との年収交渉において最も大切なことです。
(R:理由)
なぜなら、ウソを言ってもメリットは何もないからです。
(E:例)
転職をすると、転職先から源泉徴収票の提出を求められます。
源泉徴収票には、会社があなたにいくら給料を払い、あなたが税金をいくら納めたのかについて記載されたものです。
あなたの申告と、源泉徴収票のデータが食い違っているたことが発覚した場合、内定を取り消されることもあります。
運よく内定を取り消されなかったとしても、転職先でのあなたの評価が下がってしまうのは間違いありません。
(P:結論)
ですので、絶対にウソの申告はやめましょう。
ケースによってはこの流れで書くのが難しい場合もありますが、意識して用いることで、説得力のある文章が完成します。
具体例を充実させる
具体例を含めることで、読者が記事の内容を理解しやすくなるのは言うまでもありません。
例えば、
●面接で自分から年収の話をしない
という内容について説明するとします。
(主張) 自分から年収の話をしないことは、面接官に悪い印象を抱かれないために大切なことです。
(例) もし、あなたが自ら年収の話を切り出してしまうと、面接官はあなたに対して
「年収ばかり重視する人とは、一緒に仕事をしたくない。」
「この人は、会社の理念に共感できない人だな。」
と感じるかもしれません。
自身の経験や体験に基づく具体例をとりあげることで、記事に独自性が生まれるというメリットもあります。
独自性は、googleからの評価を高めるうえで大切なポイントです。
導入文で読者を引き込む
導入文は、続きを読んでもらえるかどうかの決め手になるため、手を抜いては行けません。
また、ダラダラ書いてしまうと読者に離脱されてしまうため、注意が必要です。
導入文を書く時のポイントは
- 共感を示す
- 今回のテーマを伝える
- 理由を添えて「最後まで読んでください」というメッセージを伝える
この3つです。
このことを意識することで、続きが気になる導入文が完成します。
まとめで情報を整理する
まとめの部分は、読者の方に大切なポイントを整理してもらうための項目です。
要点を整理することで、読者は

あ、この内容が大事なんだな
と記事内容を振り返りながら実感できます。
箇条書きで要点をまとめ、記事を読んでくれたことに対する感謝のメッセージを伝えましょう。
どれぐらい書けば3000文字に到達するかの目安

3000文字の目安については、それほど難しく考える必要はありません。
大見出しを1つ設定すると、だいたい1000文字ぐらいは書けるものです。
その基準に沿って考えると、
- 導入文【200字程度】
- 大見出し(1)【1000字程度】
- 中見出し(1-1)
- 中見出し(1-2)
- 中見出し(1-3)
- 中見出し(1-4)
- 大見出し(2)【1000字程度】
- 中見出し(2-1)
- 中見出し(2-2)
- 中見出し(2-3)
- 中見出し(2-4)
- 大見出し(3)【1000字程度】
- 中見出し(3-1)
- 中見出し(3-2)
- 中見出し(3-3)
- 中見出し(3-4)
- まとめ【200字程度】
このように
- 大見出しを最低3つ設定する
- 1つの大見出しにつき、中見出しを3~4個設定する
とすることで、自然と3000字を超えるブログ記事を作成することが出来ます。
もし、5000字を超える記事を書く場合は、大見出しを5つ用意してみましょう。
スピーディーに3000文字を書くためのコツ
記事を早く書くためのポイントは
- 記事を書く時の手順を決めておくこと
- 手順については、早く書くための方法を選ぶこと
- 調べながら書くのをやめること
です。
時々、
タイトル→導入→記事内容→まとめ
といったように前から順番に書いていく人もいますが、この方法がその人に合った方法とは限りません。
また、記事を書き終えていない状態で、タイトルや導入文を書くのは意外と難しいです。
もし、書くスピードが遅くて悩んでいる場合は、下記の記事を参考にしてみてください。
早く書くための具体的な方法についてまとめています。
ブログ記事で3000文字を書けることのメリット
ここまで、ブログ記事で3000文字以上書く方法や、どれぐらい書けばよいのかについてお伝えしてきました。
この章でお伝えするのは、3000文字を書けることもメリットです。
主なメリットは
- ブログのアクセス数を伸ばせる
- クラウドソーシング等で応募できる案件が増える
- ライターとして報酬を伸ばしやすくなる
この3つです。
それぞれの具体的な内容を、1つずつ説明していきます。
ブログのアクセス数を伸ばせる
「ブログ記事 文字数 目安」で検索してみると、このような答えが表示されました。

私も、同じ意見です。
1000文字程度の記事だと、どうしても中身の薄いコンテンツになってしまいます。
そうすると、読者の悩みを解決することができません。
また、ひと昔前(2015年ごろまで)は、1500字~2000字ぐらいで上位表示できていましたが、最近ではせめて3000字ぐらい書かなければ上位表示は難しいです。
ということは、3000文字を書けるのであれば、上位表示を狙える記事を作成できると言えます。
クラウドソーシング等で応募できる案件が増える
3000文字を書けるようになると、応募できる案件が一気に増えます。
先日、クラウドワークスの「記事・コンテンツ作成」の仕事で、1000文字のケースと3000文字のケースとの案件数の違いについて調べてみました。
【1000文字】37件

(参照元:クラウドワークス)
【3000字】124件

(参照元:クラウドワークス)
このように、ブロガーの方だけでなくWebライターの方にとっても、3000文字を書けるメリットが存在します。
ライターとして報酬を伸ばしやくなる
3000文字の案件は、1000文字から2000文字の案件と比べると、1文字1円以上の案件が多いです。
ということは、3000文字を書けるようになれば、稼げる金額が増えてきます。
ブロガーとWebライターの二刀流で活動している方であれば
●PVを伸ばせる(記事を上位表示できる)
●実績が出来る
●案件を獲得しやすくなる
●その結果、報酬額が伸びる
といった理想的なサイクルが生みだせるのです。
ブログで3000文字以上を書く方法~まとめ~
いかがでしたか。
ここまで読んでもらえれば、3000文字を超える記事を書くイメージがわいてきたと思います。
今回のポイントをおさらいしておきましょう。
- リサーチでは、読者の顕在ニーズや潜在ニーズを考える
- 見出しを作成する時は、読者の悩みの解決につながる情報を整理し、順番に気を配る
- 記事を書く時は、PREP法を意識して具体例を充実させる
- まえがきやまとめも、手を抜かずに書く
- 大見出しを3つ程度用意できれば、自ずと3000字を超える記事を書ける
今回の記事が、3000字を超えるライティングを行う上でお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ブログで記事を書き始めたのだけど、どうしても3000文字を書くのが難しい
いったいどうすれば、3000文字を超えることが出来るのだろうか?